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医療事情

★2023最新|台湾ワーホリ時の海外旅行保険について

この記事を書いた人

NZ🇳🇿でワーホリ後、バックパッカーに憧れて26カ国を旅しました🌎皆さんに海外旅行保険について知ってもらうため、分かりやすくご説明いたします😀✨
(海外保険コンシェルジュ担当:吉田)

本記事では

  • 台湾にワーホリ予定
  • 海外旅行保険に加入を検討中

の方に向けて、海外旅行保険の内容・選び方等について解説いたします。

ちなみに筆者が初めて訪れた海外の国は台湾です😊高校生のときでしたが、以来台湾が大好きになり、何度も訪れています。大好きな国のひとつです✨

※海外旅行保険は、旅行という文字が入っていますが、旅行だけでなくワーホリも含みます。本記事ではワーホリ時の保険を海外旅行保険として表記します。

まず初めに

台湾の医療についてご説明する前に、日本の制度についてもさらっと触れておくと、日本の医療制度は「国民皆保険制度」なので、

私たちは何らかの公的な医療保険に加入しています。(協会けんぽや組合等)

そのおかげで、

  • 病院での窓口負担は3割(年齢によって異なる)
  • ひと月の医療費には上限がある(所得によって異なる)

という仕組みですので、医療費が支払えないほど高額になることはありません。(保険適用外の治療を除く)

しかし、日本の公的医療保険は日本内での制度ですので、台湾ワーホリ中の医療費に関しては、全額自己負担となりますので(海外療養費制度を除く)、海外旅行保険の加入を検討することになります。

台湾の医療制度

日本の国民皆保険制度と同様、台湾では「全民健康保険」とよばれる医療保険制度を採用しています。

台湾の医療サービスは、欧米先進国に劣らず高品質であり、さらには経済的な価格であるため、世界から高い評価を得ています。

しかしワーホリでの渡航の場合、台湾の健康保険に加入することができません。

そのため、ワーホリビザ申請時に、海外旅行保険の加入を証明する書類の提出が求められます。

台湾の医療費

海外旅行保険での保険金請求事例をもとに、どのくらい医療費がかかるかみていきたいと思います。

約456万円 ベランダから落下。胸椎・腰椎他骨折、脊髄損傷と診断され214日間入院・手術。看護師が付き添い医療搬送。
約588万円  クルーズ旅行中に息苦しさを訴え救急車で搬送。急性肺水腫と診断され24日間入院。家族が駆けつける。医師・看護師が付き添い医療搬送。

出所:ジェイアイ傷害火災保険「海外での事故例」

台湾の医療費は、世界の中でも比較的安い方です。風邪等でちょっと受診するくらいなら、医療費は安いです。

しかし、骨折して日本での治療を希望するため医療搬送になる場合や急病で医療搬送となると高額になります。

台湾で一番怖いのは交通事故かなと思います。

台湾の人口は日本の2割にも満たないですが、交通事故件数は日本より多いですし、事故死者数も日本と変わらないくらいです。

2023年3月・4月で日本人3人が交通事故に遭われているという報告が出ていました。

海外旅行保険の内容について

海外旅行保険の条件

台湾のワーホリビザを申請する際に、海外旅行保険の加入証明書が必要ですが、補償内容に条件があり、

  • 死亡
  • 傷害(ケガ)
  • 病気

を補償することと定められています。

海外旅行保険は、台湾ワーホリ中の

  • 急なケガの医療費
  • 急な病気の医療費

に加えて、

  • ケガ・病気での死亡時の補償
  • 持ち物の補償(盗難等)
  • 他人をケガさせた場合(賠償)
  • 歯科治療費用
  • 緊急一時帰国費用

などの補償をつけることができます。

具体的には以下のような補償があります。

補償項目 内容
傷害死亡 ケガが原因で死亡した場合の補償
傷害後遺障害 ケガが原因で後遺障害を負った場合の補償
治療・救援費用 ケガ・病気の医療費の補償
疾病死亡 病気が原因で死亡した場合の補償
賠償責任 他人の物を壊したり他人をケガさせた場合の補償
生活用動産 持ち物の盗難、火災等で損害を受けた場合の補償
航空機遅延 航空機が遅延した場合の補償
航空機寄託手荷物遅延 航空機に預け入れた荷物が受け取れなかった場合の補償
歯科治療費用 歯科治療を受けた場合の補償
緊急一時帰国費用 日本の親族が死亡・危篤となり日本へ一時帰国する場合の補償

このようにケガ・医療費の補償である「治療・救援費用」を主に、死亡時の補償や持ち物の盗難等の補償があります。

このような補償の中から、

  • どの補償が必要か
  • 補償の保険金額(支払限度額)をいくらにするか

を決めていきます。

台湾・ワーホリの保険料(1年)

海外保険コンシェルジュで取り扱いのある保険会社のプラン例です。

補償内容 プラン例1 プラン例2
傷害死亡 1,000万円 1,000万円
傷害後遺障害 1,000万円 1,000万円
治療・救援費用 3,000万円 3,000万円
疾病死亡 1,000万円 1,000万円
賠償責任 1億円 1億円
生活用動産 50万円
航空機遅延 10万円
保険料 123,440円 138,730円
  • プラン例1は生活用動産(持ち物の盗難等の補償)なし
  • プラン例2は生活用動産あり

このように、補償を付け足していくと、保険料がプラスされていくので、

  • 予算
  • 必要な補償

に応じて選ぶプランが変わります。

例えば、

  • 死亡・ケガや病気の医療費の補償だけ最低限付けておきたいという方
  • 全ての補償を満遍なく付けておきたいという方

いろいろな考え方があると思いますので、ご自身に必要な補償を確保しつつ、保険料を見比べながら考えてみてください。

保険会社による保険料の違い

海外旅行保険は各損害保険会社で販売されています。

しかし、同じ補償内容でも保険会社によって保険料は異なります。

例えば2023年7月現在で、1年間の保険料は13万円〜27万円といった具合に保険会社や補償内容によって開きがあります。

海外保険コンシェルジュでは、複数の損害保険会社の海外旅行保険を取り扱っていますが、保険料、サービス体制の充実等を踏まえ、

保険の期間が6ヶ月未満のお客様へは、

  • 損保ジャパン
  • 日新火災
  • 東京海上日動
  • ジェイアイ

保険の期間が6ヶ月超のお客様へは、

  • 東京海上日動
  • ジェイアイ

の保険会社のプランを主にご提案しています。

保険会社によるサービス提供の違い

海外旅行保険では、保険会社がさまざまなサービスを提供しています。下記は一例です。

365日24時間、日本語で対応可能な窓口があることは大変心強いです。

医療相談サービス(日本語)

医療相談サービスでは、24時間365日、医師や看護師にケガや病気の対処方法を相談することができます。

キャッシュレスでの受診

各保険会社、 台湾で提携している病院があります。保険会社が提携している病院での受診は、保険会社が病院に医療費を支払うことができるので、皆さんは医療費の支払いなしに受診することができます。

ご家族が台湾へ駆けつける際のサポート

万が一、皆さんがワーホリ中にケガや病気で3日以上入院された場合等、ご家族の方が台湾へ駆けつけるために費用は「治療・救援費用」の救援費用の部分で補償の対象となります。航空券・宿泊施設等の手配を保険会社がサポートすることも可能です。

まとめ

台湾の医療制度や海外旅行保険について説明いたしました。

台湾は比較的治安の良い国ではありますが、交通事故が多いこと、地震が多い国でもあります。

ケガをしたときや病気になったときなど、日本にいる場合とは事情が異なりますので、万が一の際に保険会社がサポートがあるのは非常に助かると思います。

また、海外保険コンシェルジュでは、渡航前の保険のご相談からご契約、ご帰国までサポートしています。

LINE等でご相談を受け付けておりますのでご遠慮なくご相談くださいませ😊

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