保険期間の正しい設定方法
保険期間は
「自宅を出発する日」から日本へ帰国して「自宅に到着するまで」
を設定します。
例えば、
2023年1月1日(朝) 自宅を出発し、空港へ向かう
2023年1月1日(昼) 空港着、搭乗。
2023年1月2日(朝) 現地着
↓ 留学・ワーホリ開始
2023年12月20日 留学・ワーホリ終了
2023年12月26日 日本へ帰国、自宅へ到着
このようなケースの場合は、1月1日から12月26日までを保険期間として設定します。
保険料は、1年分をお支払いいただくことになります。
それではこのようなケースはどうでしょうか。
2023年1月1日(朝) 自宅を出発し空港へ。空港周辺で1泊する。
2023年1月2日(昼) 空港着、搭乗。
2023年1月2日(夜) 現地着
↓ 留学・ワーホリ開始
2023年12月30日 留学・ワーホリ終了
2024年1月1日 日本へ帰国、空港周辺で1泊
2024年1月2日 自宅へ到着
上記のケースでは保険期間は1月1日から翌年1月2日までを保険期間として設定します。
保険料は、1年+2日分をお支払いいただくことになります。
このように、保険期間は自宅を出発する日から自宅に到着するまで、前泊や後泊分も含んで設定します。「家に帰るまでが遠足です」というのと同じですね。
したがって、最初の3ヶ月はクレジットカードの保険で、その後海外旅行保険に加入することはできかねます。
保険期間の数え方
保険期間の初日を起算日とし、その期間の最終月の保険期間の初日に応答する日の前日を満期日(保険の終了する日)とします。
保険期間 | 保険開始日 | 保険満期日 |
6か月 | 3月20日 | 9月19日 |
4月1日 | 9月30日 | |
7月1日 | 12月31日 | |
1年 | 3月20日 | 3月19日 |
4月1日 | 3月31日 | |
7月1日 | 6月30日 |
自宅を出てから自宅に帰るまで補償されます
自宅を出発してから自宅に到着するまでを保険期間として設定するので、保険期間内の事故については、日本にいても補償の対象となります。
例えば、日本へ帰国して自宅へ帰宅途中に交通事故に遭ってしまった場合にも、補償の対象となります。
長期の留学やワーホリの場合、海外転出届を出す予定の方も多いと思いますが、帰国後に国民健康保険の加入手続きをするまでは無保険の状態になってしまいます。
その間の万が一の際にも対応できるというわけです。
保険期間は正しく設定しましょう
万が一保険金の請求が必要となった場合、保険会社は出入国日が分かる証明を求めますから、保険期間は正確に設定するようにお願いいたします。