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2024年最新★チリワーホリ時の海外旅行保険

チリワーホリのための海外旅行保険

本記事では

  • チリへワーホリを予定の方
  • 日本の海外旅行保険を検討している方

に向けて、チリの医療制度と海外旅行保険について、実際にかかった医療費の事例をご紹介しながらご説明します。

チリの医療制度

チリの医療制度は、公共と民間の二層構造です。

  • 公的医療保険:FONASA(Fondo Nacional de Salud)
  • 民間医療保険:ISAPLE(Instituciones de Salud Previsional)

の2種類があります。

公的医療保険(FONASA)

チリ国民の約8割がFONASAに加入しています。

労働者の給与の7%が保険料として徴収されます。

FONASAは、所得に応じた異なるカテゴリー(A, B, C, D)に分けられ、それぞれのカテゴリーに応じたカバー範囲が設定されています。

民間医療保険(ISAPRE)

労働者の給与からの拠出金によって運営されています。

ISAPREに加入することで、より迅速で高品質な医療サービスが提供される私立病院やクリニックを利用することができます。

民間医療は公共医療に比べて高額です。診察料、検査料、入院費用などは医療施設によって異なりますが、一般的には高額な料金が設定されています。
民間保険に加入することで、一部または全額の医療費がカバーされます。

公共医療と民間医療の間にサービスの質やアクセスに格差があります。公共医療の待ち時間が長く、設備が十分でないことが課題となっています。

医療機関の受診

医療機関は、公的な医療機関と民間の医療機関があり、

  • 公的医療機関:診療所、公立病院
  • 民間医療機関:私立病院

と分かれています。

診療所・公立病院

特に低所得層や農村部の住民にとって主要な医療提供機関となっています。

利用者が多いため、診察や治療の待ち時間が長くなることが一般的です。

公立病院は、基礎的な医療サービスから高度な専門治療まで提供していますが、医療設備や施設の質は場所によって異なることがあります。特に地方の病院では、設備が十分でない場合があります。

私立病院

私立病院は、迅速な診療と高品質な医療サービスを提供することを目的としており、待ち時間が短く、迅速な対応が期待されます。

私立病院の医療サービスは、公立病院に比べて高額です。診察料、検査料、入院費用などが大きく異なります。高額なため、主に中高所得層や民間医療保険に加入している人々が利用します。

最新の医療設備や高度な専門治療、患者一人ひとりに対してより個別化されたケアが提供され、医療環境や施設の質が高く、快適な環境で治療を受けることができます。

海外旅行保険について

チリへワーホリビザで渡航する場合、ビザ発給条件として海外旅行保険の加入が義務付けられています。

死亡時の補償、それから死亡時や急な病気やケガ等で日本へ搬送するための補償がついていることが条件です。

死亡時の補償は「傷害死亡」「疾病死亡」で、日本へ搬送する為の費用は「治療・救援費用」で補償の対象となります。

海外旅行保険は、チリでワーホリ中の

  • 急なケガの医療費
  • 急な病気の医療費

を補償します。

また上記に加え、

  • ケガ・病気での死亡時の補償
  • 持ち物の補償(盗難等)
  • 他人をケガさせた場合(賠償)
  • 歯科治療費用
  • 緊急一時帰国費用

などの補償もございます。

具体的には以下のような補償があります。

補償項目内容
傷害死亡ケガが原因で死亡した場合の補償
傷害後遺障害ケガが原因で後遺障害を負った場合の補償
治療・救援費用<治療費用> ケガ・病気の医療費の補償
<救援費用> 3日以上の入院となった場合等、ご家族がチリへ駆けつける費用の補償
疾病死亡病気が原因で死亡した場合の補償
賠償責任他人の物を壊したり他人をケガさせた場合の補償
生活用動産持ち物の盗難、火災等で損害を受けた場合の補償
航空機遅延航空機が遅延した場合の補償
航空機寄託手荷物遅延航空機に預け入れた荷物が受け取れなかった場合の補償
歯科治療費用歯科治療を受けた場合の補償
緊急一時帰国費用日本の親族が死亡・危篤となり日本へ一時帰国する場合の補償

急な病気やケガで治療が長引きそうな場合は、日本での継続治療を望む方が多いです。

例えば急な病気の場合、症状が落ち着き、航空機で搬送可能と医師が判断すれば、医師や看護師の付き添いのもと医療搬送という形で日本まで搬送となりますが、医療費や搬送費は非常に高額です。骨折等、ケガの場合も同様です。

また、チリでワーホリ滞在中に他国へ短期旅行へ行かれることもあると思います。海外旅行保険ではそのような時もチリ滞在中と同じように補償の対象となります。

保険会社による保険料の違い

海外旅行保険は各損害保険会社で販売されていますが、同じ補償内容でも保険会社によって保険料は異なります。

2024年7月現在で、1年間の保険料は約20万円〜45万円と保険会社や補償内容によって開きがあります。

海外保険コンシェルジュでは、複数の損害保険会社の海外旅行保険を取り扱っていますが、保険料、サービス体制の充実等を踏まえ、

  • 東京海上日動
  • ジェイアイ

の2つの保険会社のプランを主にご提案しています。

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保険会社によるサービス提供の違い

海外旅行保険では、保険会社がさまざまなサービスを提供しています。下記は一例です。

365日24時間、日本語で対応可能な窓口があることは大変心強いです。

医療相談サービス(日本語)

医療相談サービスでは、24時間365日、医師や看護師にケガや病気の対処方法を相談することができます。

キャッシュレスでの受診

各保険会社、 チリで提携している病院があります。保険会社が提携している病院を受診する場合、かかった医療費は保険会社から病院に支払うことができるので、皆さんは医療費の支払いなしに受診することができます。

ご家族がチリへ駆けつける際のサポート

万が一、皆さんがチリでワーホリ中にケガや病気で3日以上入院された場合等、ご家族の方がチリへ駆けつけるために費用は「治療・救援費用」の救援費用の部分で補償の対象となります。航空券・宿泊施設等の手配を保険会社がサポートすることも可能です。

まとめ

チリの医療制度とチリワーホリ中の海外旅行保険について解説いたしました。

病気やケガなどの予期せぬトラブル・アクシデントは精神的にも大きな負担となります。海外旅行保険は金銭的な補償するものではありますが、さまざまなサポートやサービスを通じて、精神的な負担も軽減してくれます。

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