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2024年最新★フランスワーホリ時の海外旅行保険について

本記事では

  • フランスへワーホリを予定の方
  • 日本の海外旅行保険を検討している方

に向けて、フランスの医療制度と海外旅行保険について、実際にかかった医療費の事例をご紹介しながらご説明します。

フランスの医療制度

フランスは日本と同じく国民皆保険制度を採用している国です。

「Sécurité sociale(セキュリテ・ソシアル)」とよばれる社会保障制度を運営し、医療費の無料化・低額化、出産・育児に関する手当、失業・老齢に関する年金などがあります。

医療機関の受診

日本では病院へ行きたいとき、症状に合わせて内科、耳鼻科、皮膚科といったように直接専門医を受診することができます。

一方、フランスはかかりつけ医制度を導入しています。専門医の予約はすぐには取れませんので、緊急性がなければ、どのような症状でもまずはかかりつけ医を受診します。(歯科、眼科等除く)

専門医を受診するのは以下のような流れになります。

①かかりつけ医(médecin généraliste)を受診
②かかりつけ医が専門医を紹介
③専門医を受診

また、病院は公立病院、私立病院(非営利)、私立病院(営利)の3種類があります。

公立病院の場合、医療費は比較的安いですが、待ちが長いです。

一方、私立病院の医療費は高額ですが、待ちが少なく快適に医療が受けられます。

3種類の医師

医師はセクター別に、セクター1、セクター2、セクター3の3種類があり、どのセクターの医師を受診するかによっても医療費が異なります。

セクター1:医療協約に定められた診療報酬を患者に請求する医師

セクター2:医療協約に定める額以上の報酬を患者に請求できる医師(ただし一定の制限あり)

セクター3:医療協約に定める額以上の報酬を患者に請求できる医師。セクター2のような制限はなし。

海外旅行保険について

フランスへワーホリビザで渡航する場合、海外旅行保険の加入が義務付けられています。ビザ申請時に加入を証明する書類が必要です。

海外旅行保険は、フランスワーホリ中の

  • 急なケガの医療費
  • 急な病気の医療費

を補償します。

また上記に加え、

  • ケガ・病気での死亡時の補償
  • 持ち物の補償(盗難等)
  • 他人をケガさせた場合(賠償)
  • 歯科治療費用
  • 緊急一時帰国費用

などの補償がございます。

具体的には以下のような補償があります。

補償項目内容
傷害死亡ケガが原因で死亡した場合の補償
傷害後遺障害ケガが原因で後遺障害を負った場合の補償
治療・救援費用<治療費用> ケガ・病気の医療費の補償
<救援費用> 3日以上の入院となった場合等、ご家族がフランスへ駆けつける費用の補償
疾病死亡病気が原因で死亡した場合の補償
賠償責任他人の物を壊したり他人をケガさせた場合の補償
生活用動産持ち物の盗難、火災等で損害を受けた場合の補償
航空機遅延航空機が遅延した場合の補償
航空機寄託手荷物遅延航空機に預け入れた荷物が受け取れなかった場合の補償
歯科治療費用歯科治療を受けた場合の補償
緊急一時帰国費用日本の親族が死亡・危篤となり日本へ一時帰国する場合の補償

ワーホリでフランスに滞在中、他国へ旅行に出かけることもあるかと思います。旅行先でも、同じように海外旅行保険は対象となります。

保険金のお支払い事例

海外旅行保険でお支払いした、実際にかかった医療費・賠償の事例です。

保険金支払額内容
181万円部屋で意識不明のところを友人に発見された。現地でICU入院9日間。両親が救援者として現地入り。ドクター付き添いの元、帰国若年層に見られるインスリン依存型急性糖尿病と診断。
※ クレジットカード付帯海外旅行保険のみだった為、保険金額が低く、治療費用約130万円を自己負担。
614万円駅の改札で転倒し救急車で搬送。大腿骨頚部骨折と診断され12日間入院・手術。家族が駆けつける。看護師が付き添い医療搬送。
943万円横断歩道を歩行中、車に轢かれ救急車で搬送。頭部外傷・肋骨他骨折と診断され10日間入院。家族が駆けつける。医師が付き添い医療搬送
1,243万円ホテルでバスタブのお湯をあふれさせ、階下と周囲の部屋が使用できなくなったことで、賠償を求められた。

出所:ジェイアイ傷害火災保険「海外での事故例」、損保ジャパン「海外生活を安全におくるために」

海外旅行保険では、軽い風邪や軽いケガでの受診ももちろん補償の対象となります。

しかし、保険で備えておきたいのは、上記のように医療費や賠償が高額になるケースです。

保険会社による保険料の違い

海外旅行保険は各損害保険会社で販売されていますが、同じ補償内容でも保険会社によって保険料は異なります。

2024年6月現在で、1年間の保険料は約17万円〜45万円と保険会社や補償内容によって開きがあります。

海外保険コンシェルジュでは、複数の損害保険会社の海外旅行保険を取り扱っていますが、保険料、サービス体制の充実等を踏まえ、

  • 東京海上日動
  • ジェイアイ

の2つの保険会社のプランを主にご提案しています。

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保険会社によるサービス提供の違い

海外旅行保険では、保険会社がさまざまなサービスを提供しています。下記は一例です。

365日24時間、日本語で対応可能な窓口があることは大変心強いです。

医療相談サービス(日本語)

医療相談サービスでは、24時間365日、医師や看護師にケガや病気の対処方法を相談することができます。

キャッシュレスでの受診

各保険会社、 フランスで提携している病院があります。保険会社が提携している病院を受診する場合、かかった医療費は保険会社から病院に支払うことができるので、皆さんは医療費の支払いなしに受診することができます。

ご家族がフランスへ駆けつける際のサポート

万が一、皆さんがフランスでワーホリ中にケガや病気で3日以上入院された場合等、ご家族の方がフランスへ駆けつけるために費用は「治療・救援費用」の救援費用の部分で補償の対象となります。航空券・宿泊施設等の手配を保険会社がサポートすることも可能です。

まとめ

フランスの医療制度とフランスワーホリ中の海外旅行保険について解説いたしました。

病気やケガなどの予期せぬトラブル・アクシデントは精神的にも大きな負担となります。海外旅行保険は金銭的な補償するものではありますが、さまざまなサポートやサービスを通じて、精神的な負担も軽減してくれます。

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